えじえじなるままに

旅行が趣味のアラフォーえじえじの日常

飛鳥をレンタサイクルで観光してきた

飛鳥

奈良県にある飛鳥。日本史の飛鳥時代やら飛鳥文化などと習ったのははる~か昔であるが、飛鳥は6世紀末からの約100年間、都がおかれたところである。

飛鳥は今でこそのどかな村であるが、石舞台古墳や高松塚古墳などの古墳、不思議な形の石造物が残っていて、古代ロマンをかきたてられる素敵~な場所なのである。
そこで今回、初めて飛鳥を観光して来ました。

飛鳥は観光名所が点在しており、交通手段が少ないので、おすすめされていたレンタサイクルで回ることにする。

大阪から飛鳥までは近鉄電車で向かいます。
飛鳥駅下車したらまずは駅前で自転車を借りる。

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駅のすぐそばにあったレンタサイクル屋さん。1日900円だが、ホームページの割引券提示にて200円引いてくれた。
高さを調節してもらっていざ出発~

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最初の目的地である猿石へ。
猿石はこの吉備姫王墓(きびひめみことのはか)の中にあるようだ。
吉備姫王は孝徳天皇と皇極天皇の生母にあたるそうだ。

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これが猿石。全部で4体ある。
猿のような人のような…。私には小人に見えるな~。
平安時代の今昔物語集には、石の鬼形と記されているそうだ。
こちら、元々ここにあったわけではないようで、江戸時代に欽明天皇の陵の南側の字イケダの水田から掘り出されたものなのだそうだ。

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ちょっと周りを散策。階段を上ると前方後円墳の欽明天皇陵が見渡せる。
全長約140m、後円部径72m、前方部107m、墳丘は3段築成で周濠を持つそうであるが、木々が覆っているのでよく分からない。

猿石も見れたし、次は高松塚古墳へと向かう。

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チャリンコこぎこぎ、飛鳥歴史公園館へ到着。こちらは特にこれといって見所はなかった。(すみません)

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飛鳥歴史公園館からはちょと距離があるけれど、同じ敷地内にある高松塚壁画館。
入場料250円。ここには高松塚古墳でみつかった飛鳥美人の壁画の模写や石室の模型が展示されているようだが、人気がなかったので入らずスルーした。

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これが高松塚古墳。
7世紀後半から8世紀初頭の築造とみられる、直径23mの2段築成の円墳。
こちらは昭和47年の発掘調査で、国内で初めて精巧な古墳壁画がみつかった有名なところ。
予想していたより小さかった。この高松塚古墳、発掘調査などの成果などをもとに築造当時の姿に復元したものなのだそうだ。

ここの公園、なかなか広くて他にも中尾山古墳があるがスルーした。
まだまだ先は長いのだ。次の目的地である鬼の雪隠・俎へと向かう。

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鬼の雪隠(せっちん)到着。雪隠とはトイレのこと。
鬼の雪隠は、墳丘土を失った終末期古墳の石室の蓋石にあたる。この付近にある鬼の俎から横転してきて現在の場所にあるとのこと。

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こちらは鬼の雪隠の上方にある、石室の底石部分にあたる鬼の俎(まないた)。

鬼の雪隠、俎ともに、古墳の石材がバラバラになったものだが、言い伝えによると、この辺りには鬼が住み、通行人に霧を降らせ迷ったところを捕まえて俎の上で人をさばいて食べ、食後に用を足したのが雪隠と伝承されているそうだ。なんとも恐ろしい言い伝えである。

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鬼の雪隠・俎からさらに東へ進み、亀岩へ到着。
亀に見えなくもないが、私には宇宙人のように見える。
いつ、何の目的で作られたのかは不明であるが、川原寺の四至を示す標石であったのではないかと言われているそうだ。

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石舞台古墳へと行くが、その前に近くにあった夢市茶屋というレストランで昼食を頂く。この間、天候が崩れてきて雨が降り出し心配になってきたが、まずはお腹を満たしましょう。
古代米御膳1080円。ご飯には黒米や赤米などの古代米が入っていて、吉野葛で豆乳を固めたという呉豆腐はねっとりしていた。イチゴはあすかルビーかな?美味しかったです。

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石舞台古墳。入場250円。
7世紀前半の築造とみられている古墳。蘇我馬子の墓だと言われている。巨石を積み上げた横穴式石室は日本最大級とのこと。石棺が安置されていた玄室の規模は、長さ7.5m、幅3.4m、高さ4.8mもあり、石材の総重量は2300tと推定されているそうだ。
この地表に露出している部分は、石室の天井石。この舞台の上で女に化けたキツネが舞ったという伝説も残されている。

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ここから中へ入れるようだ。

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中はこんな感じ。光が射し込んでいたので暗くはなかったが、ここに遺体が安置されていたと思うとちょっと気味が悪い。

石舞台古墳を後にして、次の目的地へと向かう。

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こちらは亀形石造物の入り口。この先に亀形石造物があるのだが、天気が悪いのとなぜかそれらしきところにカバーが掛けられていたのでパスした。入場料必要。

この付近に酒船石があるので、次はそちらに向かう。

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途中の通り道にある竹林!素敵すぎる!!癒されるわ~。他に誰もいなかったし、時間があったらしばらくここでボーっとしたかった。

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そしてさほど時間もかからず到着。こちらが酒船石(さかふねいし)。
長さ5.5m、幅2.3m、厚さ約1mで花崗岩でできている。
竹が生い茂る丘陸上にポツンと佇んでいて、一体なぜこんなところにこんなものが!?と不思議に思うのだが、名前の通り酒を搾った石という説や、庭園施設の一部だったのではないか、という説があるそうだ。

そしてこの後、この近くにある奈良県立万葉文化館に行こうと思ったのだが、残念ながらこの日は休館だった。しかも雨が激しく降って来た…。

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雨宿りがてら、奈良県立万葉文化館内近くにあるASUCOME内にある、しきうららという店で「しきしき」というスイーツを頂く。しきしきとは、戦後日本が貧しかった頃の子供たちの楽しみなオヤツだったそうで、小麦粉と卵を練って焼いたホットケーキのものらしい。
これ、ホットケーキに似ているが食べてみるとホットケーキとは違う。生地が薄くて3枚ほど重なっている。ホットケーキとはまた全然違う素朴な味だったのだが、これはこれで美味しかったぁ!

お腹を満たしてちょうど雨も小雨になったところで、最終目的地である益田岩船へと向かう。ここは飛鳥の西の方にあるのでここからだとちょっと遠い。頑張ろう!

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ここ、土地勘のない人間が自転車で行くにはかなり分かりにくかった(>_<)
住宅街を通り、道に迷って迷ってやっと辿り着いた入り口。この階段を上っていくようだ。

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山道を上っていく。夏場はヘビいそうだなー。

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竹林とともに姿を現した巨石!遠くからでも存在感ありすぎっ!

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デーンっ!これが益田岩船(ますだのいわふね)。思っていたよりずっと大きかった。

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反対側から見たところ。長さ11m×8m、高さ4.7mの岩の船のような巨大な花崗岩。上の方は2つの穴が開いていて謎に満ちた岩なのだ。古代ミステリー的なテレビで見てからずっと来たかったところにやっと来ることができて感激!
こちらは、昔この一帯にあった益田池の石碑の台座説、古墳の石室説、占星台の基礎とする説などがあるそうだが、私が昔怪しげな本で見た話しによると、古代の宇宙船だったのではないか、と書いてあった。もしそうだと面白いな~。

他にもビュースポットである甘樫丘や、飛鳥寺や岡寺、橘寺などのお寺、飛鳥資料館、水落遺跡や川原寺跡など、観光名所はたくさんあったのだが、生憎の天気だったため全部は回れなかった…。
なかなか見所満載の飛鳥。また今度、機会があったら来ようと思う。