えじえじなるままに

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台湾で落石事故に遭われた日本人男性の件

台湾で行われる予定の、自転車のロードレースに参加するために台湾を訪れていた日本人男性が、今月9日落石事故に遭い命を落とされるという痛ましい事故が起きました。

ここまでは不運な事故だとニュースになり、これで終わりと思いきや、この事故には続きがあったのです。

台湾の方々の優しさ

16日、被害男性のお父様が台湾に駆けつけ、遺骨が置かれた花蓮にある病院を訪問したところ、台湾の自転車愛好家約100人が被害男性を追悼するために病院に駆けつけるという出来事があったそう。
集まった方々は被害男性とは面識などなく、ニュースで事故のことを知り、仲間に呼びかけ合って集まったという。

集まった自転車愛好家の方々は、遺族が男性の遺骨と共に花蓮を去る際、自転車でこの被害男性を乗せた車を駅まで先導し、車が駅に到着すると手を合わせたり一礼したりして見送ったそうです。

素晴らしいご家族の対応

そんな中、被害男性のお父様が自転車愛好家の方々や病院に宛てて書かれたお手紙の内容。

「悲しい出来事だったが、息子にとっては彼の愛した台湾で一番好きだった自転車に乗っていたときに起きた事故。私にとっては、彼がやりたかったことを実現させようとしたときに起きた事故なのです。」

「事故が起きた後、台湾の人々の全面的なサポートがあり、台湾にいる間、安心して全てのことが終えられました。」

と、感謝の気持ちや息子さんの意志を尊重する思いなどが綴られていたそうです。

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このニュースを見て、なんて素晴らしいお父様なのだろうと思ったのは私だけではないはず。
亡くなられた息子さんも、こんな素敵な対応ができるお父様を見て誇らしく思っているだろうなー。
現に台湾の方々からも、「誰かの責任にしたり台湾を責めたりしない」「素晴らしい」「日本人は気高い」「礼儀正しくて寛容」等々の絶賛のお声が出ているよう。

 

 台湾の方々からの反応はこちらを参照↓

【海外の反応】 パンドラの憂鬱 海外「日本人は気高いな」 台湾で息子を亡くした日本人男性の振る舞いに感動の声

 

でもね、こういう謙虚で気高くて素敵な対応ができる人って、最近少なくなってると思うんだよね~。
なんでも他人のせいにしちゃう日本人が多くなってる気がする。
昔は何かあったら、私にも非があるんですみませんでした、と謝ったり、助けて頂いて申し訳ありません、っていう謙虚さが残ってたけど、最近のニュースを見ると、相手が悪い、やれ訴訟だ、上が悪い、国が悪い、助けてもらって当たり前って感じのニュースが多いと思う。

話しは変わるが、以前街中で母子連れの子供がすれ違ったおばちゃんとぶつかったのを見かけたのだが、そのおばちゃんは「すみません」と謝ったのに対し、母子は何も言わなかった。しかもその後、「〇〇ちゃん、大丈夫~?痛かったね~」と泣く子を慰めていた。
昔だったら、親が「すみません」と謝ったし、子供に対しては「あなたが前を見て歩いてないからいけないんでしょう!」と叱られたものである。現にその子供もゲームをしながら歩いていたし、母親はママ友らしき人と話しながら歩いてた。
その光景を見て、今時の親の教育って大丈夫なんだろうか?と疑問に思ったものだ。

世の中色んな事件や事故があり、辛いことがあったら誰かのせいにしたくなるのは分からなくもないけど、自分の非を認めずに周りばかり責めるのは何か違う気がする…。

そんな中でのこのニュース。全ての人がこのお父様のような振る舞いができたなら、世の中いくらか生きやすくなるような気がした。