えじえじなるままに

旅行が趣味のアラフォーえじえじの日常

スーパーナースの紹介で訪問入浴行ってきた

看護師派遣のスーパーナースに登録した私。
空いてる日に訪問入浴の単発お仕事の予約をした。

訪問入浴やってみたいけど、何するんだろ~、って方の参考になればいいなと思います。

予約はスマホで簡単。スーパーナースのマイページにログインし、希望の仕事がみつかったら仮予約をし、翌日ぐらいに本予約のメールが来てお仕事が決定する。
そして2日前に直前確認のメールが来る。あとは当日、15分前までに指定された持ち物を持参し、指定された場所へ行くだけである。

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訪問入浴事業所へ

当日の集合場所は、事業所集合の所と駅などに集合するよう言われる所とがあるらしい。多分、途中参加の場合が駅集合になるんだと思う。
駅集合の場合は、車内で着替えたりコンビニで着替えるらしいが、着替えに利用されるコンビニ側としては大変迷惑な話しだ。

私が行くことになった訪問入浴は、集合場所が事業所だったのだが、スーパーナースから来ていたメールには事業所の地図や電話番号が添付されていたので分かりやすくて助かる。
事前に地図を確認し、電車の時間も調べてから向かう。
今回持ち物で指定されたのは、Tシャツ、黒か紺のズボン、黒か紺の靴下(いつも病院では白ばかり履いているので買った)、着脱しやすい靴、筆記用具、印鑑、タオルであった。
その他にも、飲み物と昼食、腕時計、小銭入れを持っていく。荷物は車内に持っていけるように小さいカバンを用意。
経験して思ったのだが、靴下の替え(濡れたり汚れたりするため)、ゴミ袋(使用したアル綿やゴム手袋を入れる用に)、夏は日焼け止め、冬は羽織る物があるとよい。
あと、指輪やピアスはもちろん、ネックレスも禁止(緩い事業所ではつけている人もいたが)されていた。

訪問入浴へは2つの事業所で単発に入らせていただいたのだが、1カ所目の派遣バイトの日のことである。

当日の朝、頭の中に入れた地図を辿って目的の事業所へ。
………。入り口どこ?
行ってはみたものの、この時私が行った事業所は案内板も何もなく、入り口が分からなかった。仕方がないので電話すると、迎えに来て頂けた。(すみません(T-T))
「迷われる方多いんです~」と言われた。
後日、入り口にちゃんと事業所までの案内の張り紙が貼ってあることに気づいた。
焦ると周りが見えなくなるものである。
さて、そんなこんなで始まる前からバタバタしてしまったが、ロッカーへと案内されてTシャツの上から着る服を渡された。今回の事業所は2カ所とも上着だけ貸与してくれたのだが、事業所によってはズボンも貸与されるところがある。
私はズボンまで着替えるのは面倒臭かったので、あえて上だけ貸与してくれる事業所を選択したのだ。

着替えが済むと、席に案内された。大きい事業所では、他の看護師さんやヘルパーさんが情報収集をしていたりするが、小さい事業所だと自分とオペレーターさんとヘルパーさんの3人しかいなかったりする。
ナースバックをチェック表を見ながらチェックしてください、と言われた所もあれば、席に通されただけの時もあった。その時は机の上に本日回る利用者様方のカルテやら予定表やらが置いてあったので、とりあえずカルテを開いて情報収集をした。
まあ、事業所によっては既往歴すら記載していないカルテもあったのだが…。
時間が来たら朝礼開始。そして各々出発するのである。
訪問入浴の看護師は派遣で来ている人が多いようで、オペレーターさんもヘルパーさんも慣れている。あーだこーだと事細かに教えてくれてありがたい。

訪問入浴開始

準備してあった自分の名札があれば付けて、カルテとナースバックを持っていざ出発!
訪問入浴車に乗り込んでシートベルト装着。
車内でオペレーターさんから、「次に行く人はこういう人でこういうところ注意で」と言われ、看護師からの申し送りがないところもあれば、利用者様宅へと到着し、駐車場に車を停めた後、車内で申し送りが始まったところもあった。
「こことここを申し送ってください」と言われたので、利用者様の氏名、病名、注意事項、入浴方法、前回の入浴温度と時間を申し送る。その後ヘルパーさんが申し送りをし、注意事項等を軽く教えてくれた。
利用者様の中には、膀胱留置カテーテルが留置されている方、胃瘻やストマが造設されている方、経鼻経管チューブが入っている方、気切がある方、酸素している方、呼吸器付けてる方、褥瘡がある方、疥癬の方等、色々いらっしゃる。

車を降りたら荷物を持って利用者様宅へと向かう。向かうと一言で言ってもこれが重労働なのだ!
オペレーターの男の子が浴槽を担ぎ、ヘルパーさんが機材を持つ。看護師はカルテや検温道具が入ったナースバックとタオル類と機材を持つのである。お、重い…。
これでも一軒家やエレベーターがあればまだよい方。階段なら辛い、辛すぎる(>_<)。
オペレーター君が一番大変である。力仕事+電話連絡(時々ヘルパーさんもする)+安全に気を付けながら運転もしなくてはならないのだ。本当感心してしまう。
利用者様宅に到着すると、到着時間を確認しておかなければならない。カルテに作業時間を記載しないといけないからだ。

家族様と利用者様にご挨拶。
そしてヘルパーさんとオペレーターさんが準備している間に、看護師は検温を行う。
異常がなければgoサインを出し、カルテ等に記載できるところは今のうちに書く。
もしも室温計で温度をチェックする事業所であれば気温をチェックしておく。
お湯が溜まりヘルパーさんかオペレーターさんのgoサインが出たら脱衣。その際皮膚観察も怠れない。
歩ける方なら歩いて浴槽まで誘導。歩けなければオペレーターさんと看護師orヘルパーさんとで抱きかかえて浴槽へ移動。その間もう一人は浴槽のシートが冷めないようにシャワーで温めておく。お湯の温度も確認しておく。

たいていの訪問入浴では、利用者様がシートの上に臥床したら、ハンドルを回してシートごと浴槽に下ろし、利用者様が浴槽に浸かるという仕組みになっていた。
浴槽に浸かったらその事業所や利用者様ごとに指定されている方法や順番で、顔、頭、体を洗っていく。どの事業所もそうだと思うが、陰部だけは最後に洗う。
利用者様のなかには、当然皮膚が弱い方もいるのだが、オペレーターさんもヘルパーさんも、そこまで神経質にならなくっても…、ってくらい病院以上に神経質になっているので、病院で入浴介助をやっている感覚で洗っていると叱られることがある。

そして頭や体を洗っている間に、看護師かオペレーター(事業所による)が、シーツ交換を行う。

洗体も含めて、入浴時間はだいたい10~15分程度。出湯時のお湯の温度も確認する。

利用者様が満足されたら、ハンドルを回してシートを上げ、体をタオルで拭いていく。
お湯からのあがり方、拭き方は事業所ごとに決まりがあるので、それに従う。
そしてベッドや椅子へと移動し、着替えを行う。
人によってはドライヤーで髪を乾かしたり、爪切り、軟膏塗布や処置を行う。
軟膏の種類や部位、処置の方法はカルテに記載していることがほとんどであるが、利用者様によっては訪問看護で処置が変更になっている場合もあり、申し送りノートが設置されている場合もあるので要確認である。

終わったら検温をし、利用者様によっては家族様にサイン(印鑑)を頂く場合もある。ヘルパーさんとオペレーターさんの片付けが終わっていれば、忘れ物がないかチェックをし、利用者様と家族様にご挨拶して終了である。

終了時間を確認し、車へと戻る。機材を片付けて手を洗う。
車を駐車場から出す時は、ヘルパーさんと看護師とで前方と後方を確認する。

そして次の利用者様宅へと向かうのであるが、車内ではおちおち休んでいられない。車内で記録をするのだ。車内は揺れるので字もグチャグチャだ。
まあ、記録といっても何もなければ数行、「バイタル著変なし」「皮膚トラブル見られず」「終始笑顔」とかその程度だけれども。
それから、バイタルサイン、排尿・排便の有無、処置内容、作業時間、室温やお湯の温度、入浴時間、ドライヤーや爪切り、シーツ交換、使った入浴剤の有無などを記載するのだが。
記録が終わったら次の利用者様の情報収集。それからタオルの準備等。
その繰り返しである。

訪問入浴終了

だいたい1日に6~8件ほど回る。キャンセル等で中止になり、訪問件数が減る場合もあるが。
時間通り終わらずに残業になることもしばしばだし、逆に早く終わる時もある。
休憩も基本1時間休憩であるが、ちゃんと取れたり取れなかったり、合間合間で分割して取ったり、様々だ。
夏場は特に地獄の暑さである。脱水注意、そしてかなり日焼けするので日焼け止め必須。

普段病院で入浴介助はやっているが、病院と違ってそのお宅お宅に応じた準備をしないといけないし、気も使うし、機材も重いし、正直こんなに疲れると思わなかったよ。
若いうちしかやれないね。私はもう若くないけど。

それから、都会のマンションばかりの訪問よりは、田舎の一軒家への訪問の方が機材を運ぶ距離と時間が短縮されるので楽だと思う。

事業所へ戻ったら、スマホでスーパーナースのタイムシートという就業時間や交通費などを入力する項目に入力する。事業所の方に確認してもらってから送信。

その後着替えて挨拶し、ヘトヘトになりながら帰路についたのであった。

訪問入浴の看護師が定着しない理由も、自分が経験するとよく分かった。
あと、一緒に回るスタッフが良い人だったら、多少きつくてもまた働いてもいいかなーと思うが、冷たい態度をとられると、もう来ないって思ってしまう。
知人の話しだと、自分のミスを派遣看護師のせいにされたって言ってた子もいたので、人間関係もなかなか難しい。世の中色んな人がいるからなー。

それから、昔々訪問入浴のバイトを少しだけした時には、畳に落ちた1滴の水滴を見た家族に3人で怒られたり、訪問するのが遅れてしまって大激怒されたりしたっけー。苦い思い出。

スーパーナースだが、1度の派遣に対して、受信するメールは「仮予約メール」「単発決定メール」「派遣スタッフ雇用通知書」「直前確認メール」「タイムシート入力のお願いメール」「タイムシート入力控え」の全部で6通。ちょっと多い。

そしてマンションばかりを訪問した翌日、両上腕が筋肉痛になっていた。利用者様を抱えたから、というより、重い機材を持ったからだろう。
腰も若干痛くなってしまったが、入浴介助で腰痛めないように気を付けなきゃだなー。
アラフォーの体じゃ1日休んだぐらいじゃ疲れはとれないのであった。シクシク。