えじえじなるままに

旅行が趣味のアラフォーえじえじの日常

大分県国東半島にある文殊仙寺で宿坊体験

大分県の国東半島というところに、文殊仙寺というお寺がある。
日本三文殊のひとつで、「三人寄れば文殊の知恵」の発祥の地。役行者創建といわれる天台宗のお寺で、宇佐神宮六郷満山霊場特別札所第二十一番札所、国東六郷満山霊場第二十五番、九州三六不動霊場第四番でもある。

文殊仙寺

国東半島というと交通が不便で何もない田舎というイメージがあり、行ったことがなかったのだが、2年ほど前にまだ私が福岡に住んでいた頃、宿坊体験ができると聞き行ってきたのである。
宿坊体験はあらかじめ予約が必要なため予約する。記憶が定かではないのだが、お昼の〇時までに来てくださいと言われた気がする。
こちら、交通の便がかなり不便。一応バスもあるようだが、今回は友達と二人で車で行くことにした。

一日目

文殊仙寺は文殊山の中腹にあるため、かなり山奥にあるお寺という印象。山の中を進み、到着~。

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ちょっと見にくいが、周囲はゴツゴツした岩に囲まれており、この奇岩の風景を文殊耶馬という。
駐車場に車を停め、お寺の入り口へと向かう。

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入り口では仁王像が出迎えてくれる。そしてこの先の階段をずーっと上まで上っていくのだ。周囲は木々に囲まれ、石段には苔が生しており、小鳥のさえずりが聞こえ、とても静かで落ち着く雰囲気だ。週末にも関わらず、観光客もほとんどいない(笑)。 
ひとまず荷物を置いて一息つきたかった私達。宿坊らしき建物の入り口へと向かう。  

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入り口で声を掛けるが、忙しいのか人がいないのか、なかなか出てきて頂けなかった。
宿坊の予約をしている旨を伝えると、客室へ通されたので、そこで荷物を置いて待った。
すると住職さんから写経の説明があり、友達と二人で静かに写経体験を行う。
しっかし、慣れない正座に足が痺れたわ~。しばらく動けなかった。
写経が終わると、その写経を見て住職さんが簡単に各自の性格分析をしてくださった。
私の場合は、「最初はなかなかうまくやれないが、慣れると自分のペースでやっていける」だったかな?
友達は「大胆」とか言われてた(笑)

それから、鏡に映った自分から我を抜くと神になる、というお話もしてもらい、私も友達も感激した。

写経体験が終わった後は、住職さんが境内を案内してくださる。
ちょっと距離はあるが、奇岩の上を歩きにも行ける(だったかな?記憶曖昧)けど行きますか?と言われたが、断ってしまった私。おバカさん…。行っとけば良かった。

その後夕食を食べる。食事は精進料理で、住職さんが精進料理の作法を指導してくださった。
食事の前に、ご飯を少量除けて後で鳥などへ分けること、ご飯を食べた茶碗にお茶を入れ、お漬物で茶碗を洗ってからそのお茶を飲みお漬物を食べることなど。
最後に茶碗にお茶入れて食べるなんて、これが精進料理からきてただなんて知らなかったよ。
そうそう、この時の宿坊体験。オーストラリアから来たという男性も参加されていた。
住職さんの話しでは、外国からの参加者が増えて来ているらしい。住職さんは英語が話せないようだったが、役所に外国人の方がいて、その方が通訳して一通り説明はしてくれているらしかった。

この日はこの後お風呂に入ってから就寝。風呂トイレはもちろん共同。
4月末だったのだが、山奥のため夜は寒かった。

2日目

朝5時半起床。皆で本堂へと移動し、座禅を組む。私にとっては初の座禅体験。
よくコントなどで、木の棒(警策というらしい)で肩を叩かれるのを見るが、あれは座禅ができていないからではなく、コリをほぐすために行っているらしい。
叩かれても思ったほど痛くはなかった。

座禅が終わったら次はお経を唱えながら護摩焚きが始まる。護摩焚きというと外でやるイメージだったのだが、本堂の中で行ったのでびっくりした。後で火事にならないのか聞いてみたが、ならないと言われた。そりゃそうだ。火事になるならとっくに焼け落ちているわなー。

護摩焚きが終わったら皆で朝食を食べて終了。あとは帰り支度をしてチェックアウトするだけとなる。宿坊体験、一泊二食付きで12000円。

自然の中でこういう貴重な体験ができて楽しかったな~♪
そうそう、お接待というと四国を思い浮かべるのだが、ここ大分にもお接待文化が根付いている。きっと四国と大分が近いからだろうなー。